小川町 小川げんきプラザ

測定日:2017年2月23日 10:10~14:20 晴れ 北西の風2m

測定地:小川町木呂子561

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定

移動測定 平均空間線量 0.056μSv/h

 2度目の測定、3年前は50cm高の測定で、平均空間線量は0.053μSv/h 今回は5cm高測定で0.056μSv/hです。5cm高ですから、空間線量の値も20%前後は高い数値がでます。北側の尾根から斜面にかけての部分が自然放射線の影響が大きく、他の森林部に比べて、倍近い空間線量になっていると思われます。


《 定点測定 》

斜面の広場の最下部、線量は低くても、わずかにセシウムが溜まっていることがわかります。

ここはセシウムの濃縮です。除染というほどではありません。比較的広い舗装面の端の土の部分、こうした場所にセシウムが溜まります。

セシウム137のカウントが13。自然放射線の影響もありますが、セシウムもたまっていると思われます。ここは斜面の下の平らな土地です。

至近の場所で、倍近く空間線量が違います。斜面の下という条件はほぼ同じ。空間線量(μSv/h)にせよ、放射能濃度(Bq/kg)にせよ、測定地が50cm離れれば、違う結果になります。右側の方がセシウム濃度が高いと考えられます。

セシウムの山(ピーク)がありません。自然放射線の影響がなければ、0.04μSv/h前後の場所だと思われます。この上の尾根は0.1μSv/h前後あるのですが、これも自然放射線によるものです。


《まとめ》

 2度目の測定です。前回の測定でも自然放射線に苦労しました。隣にある寄居町彩の国資源循環工場も山を削って造成した場所で空間線量が非常に高いのですが、これも自然放射線の影響です。小川げんきプラザのセシウムによる汚染は、それだけなら0.04μSv/h前後だと思われます。 


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