久喜市 久喜運動総合公園

測定日:2017年1月22日   9:39~11:58 天気 北東の風1m

測定地:久喜市江面1616

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定

移動測定 平均空間線量 0.063μSv/h

《東側から中央》

《中央から西側》

大規模なスポーツ公園です。東側に子ども広場がありますが、現在は遊具も撤去され、芝生と疎林の広場になっています。なにか新しい計画でもあるのでしょうか? とにかくスポーツを楽しむ人であふれていました。


《 定点測定 》

写真1 メインの駐車場の隣の未舗装の駐車場です。久喜市の除染基準は1cm高1μSv/hですが、一応通報しました。市の測定は0.2μSv/hもいかなかったと聞きましたが、測定ポイントがずれているとしか考えられません。今後の汚染が進みそうな場所です。 

写真2 テニス場の裏で、散歩の人が通るくらい、あまり人の出入りする場所ではないようです。じめじめした場所で排水があまりよくありません。 

写真3 ここは、けっこう子どもが出入りする場所です。一応簡単な柵があり、掘り下げられていて、排水路ににもなっているようです  

写真4 これはセシウムではない気がします。グランドに撒かれた白い砂の自然放射線の影響で、0.07μSv/hなのだと思われます。土壌採取すればはっきりすることですが、そこまではやっていません。 

写真5 子供広場ですが、遊具はありません。犬を散歩させる人があるっているだけです。草の茂る場所もそくていしましたが、空間線量も低く、安心な場所です。


《まとめ》

5cm高0.23μSv/hが除染基準の自治体であれば、除染対象なるポイントが1ヵ所あり、一応市には報告しましたが、久喜市は除染基準が1cm1μSv/hであり、経過観察という連絡を受けました。こうした自治体の市民は情報を共有し、そうしたポイントには近づかないよう気をつけるしか方法はありません。自治体により除染基準が違うというのもおかしな話ですが、私たちにはどうにもなりません。原発事故から6年たっても、こうした場所が見つかる現実に、いまだ原発事故は終わっていないことを改めて思い知らされます。


久喜市 その他の公園

吉羽公園久喜菖蒲公園エンゼル公園南栗橋近隣公園花と香りの公園久喜運動総合公園

 

※久喜市の除染基準(HPより) 

面的な除染実施を判断する目安を0.23μSv/h以上に当たる数値が観測された場合

局所的な除染実施を判断する目安を毎時1μSv/h以上の数値が確認された箇所